格安スマホは現在使っているスマホ端末に格安SIMを挿すだけで乗り換えが完了します。
しかし、「au端末でdocomo回線のMVNO(格安スマホ業者)に乗り換えたい」というような別キャリア回線への乗り換えの場合はSIMロック解除が必要だったり、
「LINEやアプリの設定、写真、音楽のデータはそのまま使えるの?」
「2年の契約期間内や本体代金残額ある場合は乗り換えられないの?」
「SIMロック解除って絶対に必要?」
など、いろいろ注意点や疑問も多く存在します。
そこで今回は、端末そのままで格安SIMに乗り換える手順と注意点について解説していきたいと思います。
目次
端末そのままで格安SIMに乗り換える手順
- 自分の端末で使えるMVNOを選ぶ or SIMロック解除をして別キャリア回線のMVNOを選ぶ
- MNPの申請を行う
- MVNOの公式サイトから申し込みをする
- 届いた格安SIMを端末に挿入する
- 設定完了で格安スマホの完成
手順1.自分の端末で使えるMVNOを選ぶ or SIMロック解除をして別キャリア回線のMVNOを選ぶ
まずは自分が現在使っている端末が使えるMVNOを選びます。auなら『mineo』『UQ mobile』『IIJmio(みおふぉん)』『J:COM mobile』の4社が選択肢になりますし、docomoなら『楽天モバイル』『mineo』『OCNモバイルONE』『BIGLOBEモバイル』『LINEモバイル』『DMMモバイル』『イオンモバイル』『U-mobile』などが、SoftBankなら『Y!mobile』『mineo』『LINEモバイル』『U-mobile』『nuroモバイル』の5社が選択肢になります。
基本的にはdocomo回線を利用したMVNOが多いため、docomo端末利用者の方が選択肢は広いです。
各MVNOはキャリアの回線を利用して提供されていますので、キャリアの違うMVNOを選ぶ場合はSIMロックを解除しなければなりません。
SIMロック解除の方法
SIMロック解除方法は「店舗で解除申請をする」「公式サイトのSIMロック解除依頼フォームから申し込む」の2パターンがあります。店舗でのSIMロック解除は有料(1000円程度)ですので、無料でSIMロック解除をするのであれば公式サイトで申込しましょう。
また、SIMロック解除には2つ条件を満たしておく必要があります。
【SIMロック解除の条件】
- 2015年5月以降に販売された端末
- 契約から180日以上が経過している
iPhoneで言うと、iPhone6sやiPhone SEあたりから上記の条件を満たしています。iPhone5やiPhone5sは2015年5月以前に販売されているためSIMロック解除は行えません。もしiPhone5やiPhone5s(もしくはもっと古いiPhone)をそのまま格安スマホとして使うのであれば、当時使っていたキャリアと同じキャリア回線を使用したMVNOを選ぶようにしましょう。
SIMロック解除の条件を満たしていない場合は、MVNOが提供する端末セットを購入したり、イオシスのような中古スマホ業者でSIMフリー端末を購入するのがおすすめです。新品のスマホをネット通販で購入することもできますが5万円~10万円することもありますので、安く抑えるなら端末セットか中古スマホがおすすめです。
手順2.MNPの申請を行う
現在使っている電話番号をそのまま引き継ぐ場合はMNPを行う必要があります。MNPの方法は各キャリアによって違いますが、SIMロック解除と同じく電話か公式サイトからの申し込みとなりますので、特別難しいことはありません。
【各キャリアのMNPの方法】
MNPで発行される予約番号は格安SIMの申込時に必要なりますので、格安SIMへ申し込む前に取得しておきましょう。
手順3.MVNOの公式サイトから申し込みをする
自分が契約したいMVNOの公式サイトから申込みをします。基本的に「料金プランの選択 ⇒ 端末購入の有無の選択 ⇒ 契約者情報の入力 ⇒ 本人確認書類のアップロード ⇒ 契約完了」というシンプルな流れですので、特に難しいことはありません。
身分証明書(運転免許証など)とクレジットカードを用意しておくと、スムーズな申し込みができます。
手順4.届いた格安SIMを端末に挿入する
申し込みまで終わったら、届いた格安SIMを端末に挿入すれば完了です。設定をする必要がありますが、同封されている説明書通りに行うだけですので、スマホに慣れていない人でも簡単に行えます。
設定が終わればキャリアの契約は自動的に解除されますので、わざわざ店舗で契約解除を申し込む必要はありません。
【公式サイトで申込む】
端末そのままで格安SIMに乗り換えるときの注意点
LINEやアプリの設定はそのまま?
端末が変わらないので、LINEやアプリの設定、写真、音楽のデータはそのまま使用することができます。これらのデータは全て本体端末またはSDカードに保存されているため、SIMカードの変更では何も影響を受けません(SIMカードの変更ではキャリア情報のみが変わります)。
格安SIMを挿して開通作業まで終わらせれば、前のスマホと同じように使用することができます。ただし、万が一に備えてバックアップは取っておくのがおすすめです。
2年の契約期間内や本体代金残額ある場合は出来ないの?
2年の契約期間内や本体代金残額ある場合でも格安SIMに乗り換えることは可能です。ただし、その場合はキャリアが設定している違約金と本体代金残額の支払いが発生します。違約金に関しては1万円前後を一括で支払い、本体代金残額は分割または一括どちらかでの支払いとなります。
支払い方法は契約最終月にまとめて引き落とされます。
SIMロック解除は必要?
上記でもご紹介したように、同じキャリアの回線を使っているMVNOを選べばSIMロック解除をせずに乗り換えが可能です。そうでない場合はSIMロックを解除するか、SIMフリー端末(最初からSIMロック解除されている端末のこと)を中古か新品で購入して、それに格安SIMを入れて使う必要があります。
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